カジノは見るだけでもよいの?

カジノは入ったらプレイしなければいけないのか?

カジノに興味があるけれども、出かけたら何か一つでもゲームをしなくては出られないような気がして心配という方もいるのではないでしょうか。
初心者であると特に、入ってみたいけれども入るのに勇気がいるという方も少なくありません。

敷居の高さを感じる方も多いのですが、旅行会社のパンフレットやツアーでもいろんな場所へ誘ってくれますので、それほど気にしすぎることはありません。
ただし、出かける場所によってはドレスコードがありますので、それだけは頭の片隅に置いておかないと、ラフな格好で行こうとして入ることができなかったという事態になってしまいますから気をつけることになります。

概ね気軽に入れるのはアジア圏やアメリカ方面ですが、ツアー利用であってもドレスコードを確認し、入店できるような格好の服装も準備しておくと安心です。

 

1.入場料も無料で入ることができる

基本的にドレスコードさえきちんとしていれば、入場料も無料ではいることができるカジノが殆どです。
冷えやすい方は、冷房で冷えたりするのでショール等羽織るものを用意しておきましょう。

いきなり何かしようとすると緊張するばかりで失敗しやすいので、他の人たちがどんな風に過ごしているのかを眺めてみましょう。
意外に来ている人たちが全てゲームに専念しているわけではないというのが分かるのではないでしょうか。

いろんな人たちが来ていますが、ゲームを楽しんでいるのは主に男性が多く、女性はどちらかと言うと話をしに来ているというような社交をする雰囲気のところが多いです。

もちろん女性もゲームを楽しんで構いませんので、余裕が出てきたらチャレンジしてみて下さい。

 

2.カジノはギャンブルを楽しむだけの場所ではない

のんびりとその場で佇んで雰囲気を楽しんだり、バーやレストランでちょっとした逢瀬を楽しんでいたりするなど、良く見渡してみるととにかくギャンブルを楽しむだけの場所ではないというのも実感できてくるものです。

ドリンクを配っているスタッフもいますので、適宜チップを払いつつ頂くも良し、レストランに行ってみて食事を楽しんだりするのも面白いものです。

気をつけたいこととしては、昨今は旅行先などで写真を撮ってSNSにアップする機会も多かったりするのですが、原則カジノでは写真撮影はできません。

見つかってしまった場合にはデータ削除をされてしまうこともありますので、撮影だけはしないように心がけましょう。
自分自身だけでなく他の人たちへの配慮でもあります。

いろんなところを見て回りたいと思うのも当然ですが、ディーラーの背後に回ったりするのも良くないので、急いでみて回ろうとせずに、ゆっくりと大人らしい雰囲気で人にぶつかったりしないように気をつけながらホール内を回るようにしてみて下さい。

3.少しテーブルの様子を眺めてみる

チップに両替をしてからゲーム開始となりますが、最初からテーブルに着くのが緊張するのであれば、少しテーブルの様子を眺めてみると良いでしょう。
ルーレットなども馴染み深いですが、実際にプレイする側となるとまた話が変わってきます。

じっくりと他の人がどのように動いているのか、ディーラーの状態なども見ながら自分がプレイする想像をしてみるのも面白いです。
 意外と周囲の人たちを見ていると、必ずしもゲームをしている人ばかりではありません。 

様子を見ていたりする方も多いですから、ちょっとした観光スポットの一つと思って眺めて楽しんでみましょう。

4.気軽に遊ぶなら自分だけで完結のスロットが一番!

気軽に遊んでみたいのであれば、自分だけで完結できるスロットが一番手軽です。
カジノで遊ぶ雰囲気を少しスロットで練習してから、スロットに挑戦するぐらいがちょうど良いでしょう。

賭けるときも大金ではなくて、小額から賭けると遊びやすいです。
眺めながら、楽しめそうなゲームがあれば挑戦して思い出を作りましょう。

カジノをオンラインで遊ぶ!

オンラインカジノの安全性は?

カジノをプレイできるのは、いまや海外だけではありません。
パソコンやスマートフォンが使えるのであれば、オンラインで手軽に世界各国の施設にいるような感覚でプレイができるようになりました。

オンラインカジノというとどきりとするかもしれませんが、その名前の通りインターネットを通してプレイができるようになっています。
基本的には海外の企業がギャンブルが合法となっている国でライセンスを取得した上で運営が行われていますので、法律的にも問題なく遊べるので安心して下さい。

これまでは、旅行を通してラスベガスなどに出かけて遊んでいたのが、登録等を済ませれば手軽に自宅で諸外国にいるかのような感覚で遊べてしまうので人気が急上昇しています。

 

1.始める前に確認しておくこと

手軽にできるのはいいところなのですが、まずはプレイをするために準備をする所から始めましょう。
数多く出てきていますが、

  • ライセンスを取得しているかどうか
  • 第三者機関による審査が行われているかどうか
  • サポート体制の手厚さ

などは事前に確認しておきましょう。

日本語対応していると、英語ができない方でも遊びやすいです。
すぐに入金をして本格的に遊ぶ前に、アプリなどを利用して無料でできる範囲で構いませんから、ゲームプレイをしてみて下さい。

操作性の良し悪しも長く続けるためには重要なポイントとなります。
遊びたいゲームがないと楽しめないので、興味があるゲームがあるかどうかも大切です。
気に入ったところを見つけたらアカウントを制作して本格的に始めることとなります。

 

2.アカウント登録の仕方

アカウントの作り方自体は利用したいカジノで詳細は異なりますが、氏名やメールアドレス、生年月日などの所定の必要情報を入力し、メールアドレスに仮登録などの連絡が来るので登録を進めていきます。

アカウントができたら、今度はログインができるかどうかを確認し、入出金をするための口座の登録などを行います。
基本的にはオンラインで遊ぶときにはクレジットカードが必要になっているところが大半なので、登録をスムーズに行う際にはカードも準備しておくと早いです。

実際に入金をするのは、アカウントを制作したとしても無料でもう一度操作性やゲーム内容を確認し、問題ないと思ってからの方が安心して遊べます。
キャンペーンなども展開している場合もありますので、上手くそれらを活用すればお得にゲームを始められます。

 

3.パソコンとスマホ、どっちで遊ぶ?

オンラインは、パソコンであれば画面も広いのでゆったりと楽しむことができます。
いろんな場所で遊びたいと思うのであれば、スマートフォンの方が持ち運びもしやすいので、隙間時間にちょっと遊んだりするというのも簡単です。

ただし画面はやや小さくなるので、タップをするときに間違わないように注意しながら楽しみましょう。
本場にわざわざ出かけなくても楽しめるというのは非常に大きなアドバンテージです。

実際にお金を賭けることもできるので、使いすぎには気をつけて遊んでみて下さい。
たくさんのゲームが用意されているので、飽きずに長く遊ぶことができるのも良いところです。

 

4.出金の際の注意点

稼ぐことができたら、出金の手続きをすることで口座にお金を入金してもらうこともできます。
オンラインなので、入出金などもさっと簡単に操作できるのですが、出金反映は営業日が少しかかることもあるので、必要なときに出す場合には日程に注意しておきましょう。

家でゆっくり出かけなくても遊びつつ、時にはしっかり稼げるというのはいいところです。
稼げるということは、管理をきちんとしないと負けてしまうということもありえます。

メリットだけではなくてデメリットにも目を向けた上で、楽しめるようなルールを自分で決めて様々なゲームのプレイをしてみて下さい。

クラップスというカジノゲーム

クラップスとは

クラップスというのはサイコロを2個を用いるカジノゲームの一つです。
元々サイコロだけを用いるゲームというのはそれこそ丁半ゲームのようなものを除けばあまり一般的ではありません。

双六にしても麻雀にしてもよくサイコロを用いますが、あくまでサイコロはゲームの脇役であり、ランダム性を付与するという目的のためだけに用いられることが多いです。

そんな中で、クラップスはサイコロが完全な主役であり、そのために特に日本ではその名前さえ聞いたことがないという人が多いのが実情です。
しかし、カジノゲームの中でサイコロを用いるものとしては世界的には最も有名なゲームです。

 

1.クラップスのルール

クラップスのルールですが、確かにお世辞にも簡単とは言えないでしょう。
全く何も知らない人がルール説明を聞いても何のことか見当もつかないという人がいても不思議ではありません。

しかし、ゆっくりと考えればさほど難しいものではありません。
実際のカジノにおいて、サイコロを振るのはディーラーだけではなくプレイヤーも振ることができるケースがありますが、別に誰もルールブックを参照したりなどしていないことからも分かるとおり、慣れてしまえば思ったほどには難しいものではありません。

●2個のサイコロの合計数

ルールの根幹部分だけを取り出していえば、クラップスでは、2個のサイコロの合計数が問題となります。
知ってのとおりサイコロ2個の出目の合計は2から12までの範囲となり、その中でも中間の7が最も出やすく、2や12は最も出にくい目です。

そして、1回目に投げたサイコロ2個の出た目の合計がそのゲームでの場の目という扱いになり、2回目以降、その場の目を出せば勝ちになる一方、7が出ると負けになるというのがこのゲームの最も単純な説明になります。

場の目を出すか、それとも7が出るかの勝負となり、決着がつくまで何回でもサイコロを振り続けることになるわけです。
さほど難しいルールではないと分かるでしょう。

 

2.サイコロ2個の合計は7が最も出やすい

ですが、これだけのルールではあまりにも単純すぎることは小学生でも分かります。
第一、サイコロ2個の合計は7が最も出やすいと分かっているわけです。

場の目がどんな目になるかは偶然によりますが、最も出やすい7を出した場合には負けになると決まっているのでは、クラップスは一方的に不利なゲームと切り捨てられても仕方がないでしょう。

あるいは、1回目に7が出ることにより、場の目が7となってしまった場合はどうなるのかといった疑問も生じます。

もちろん上に書いたのはルールの根幹部分だけであり、これだけがルールではありません。
実は、1回目のサイコロの出目についても、それが場の目になるということだけではなく他のルールもしっかりと定められているのです。

 

3.1回目で7か11が出ればその場で勝ちになる

それは、1回目で7か11が出ればその場で勝ちになるというルールです。
一方、2か3か12が出ればその場で負けになります。

これらのケースでは、場の目を決める必要がそもそもありませんし、当然、2回目以降のサイコロを振る必要もありません。
勝敗はその場で決着するのです。

1回目でこれら以外の数字が出た場合に限って、その数字が場の目になり、2回目以降のサイコロが振られるというのがクラップスのより詳細な説明です。

これで例えば場の目が7になることはあり得ないというのが分かるでしょう。
1回目で7が出ればその場で勝ちなのですから、場の目が7になることはそもそも発生しないわけです。

また、確かにサイコロ2個の合計は7が最も出やすいために、場の目が何であろうとも2回目以降はどうしても負ける可能性のほうが高くなるわけですが、その分、1回目の7は勝ちになるということでうまくバランスを取っているということでもあります。

カジノの歴史とIR法案の成立

カジノの歴史の振り返り

カジノは、王侯貴族達が避暑地や保養地の別荘で社交パーティーの余興として行われていたカードゲームが起源とされ、王侯貴族が所有していた別荘に起因するイタリア語で小さな家を意味する「CASA」が語源とされる金銭を賭ける場所です。

1638年には、ヴェンドラミン家やカレルジ家が所有してきた世界最古の「カジノ・ディ・ヴェネツィア」が創業し、現在もヴェネツィア市が運営しています。

また、1,000人の女性を愛した経験を書き綴られている自叙伝「我が生涯の物語」で知られる作家ジャコモ・カサノヴァや楽劇王と呼ばれてヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナーが入り浸っていた事でも知られ、ワーグナーに至っては建物の2階部屋で生活するとともに部屋で亡くなり博物館となっているほどです。

 

1.ルイ15世時代に「カジノ・ド・スパ」が創業

ヨーロッパでは、最愛王と呼ばれたルイ15世時代に貴族階級だけでなく一般市民の出入りが可能な賭博場が数多く運営されるようになり、1763年にはF1グランプリが行われるスパ・フランコリィ・サーキットのあるアルデンヌ地方のスパに「カジノ・ド・スパ」が創業しています。

ドイツでは、1771年に中央西部のヘッセン州ヴィースバーデンに世界最古の複合リゾート型が創業し、保養地バーデン・バーデンに複合リゾート型が設立されました。

イギリスでは、1829年にロンドンのメイフィアにウィリアム・クロックフォードが世界最古の民営のカジノが設立され、フランスではナポレオン帝政時代の厳格な規制を経て1907年に合法化されました。

しかし、代名詞とも言えるモナコ公国国営の「カジノ・デ・モンテカルロ」は1856年の創業と遅いイメージを受けますが、パリ国立オペラの公演会場にしてガルニエ宮とも呼ばれる「オペラ座」やエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルと共同設計した「ニース天文台」を設計したシャルル・ガルニエの代表作品であり、ベルエポックの宝石と称されるシンメトリーの美しい宮殿のような建物です。

 

2.中国はラスベガスの7倍程度に相当する4兆円前後の売り上げている

アメリカでは、フランスから1776年に独立しているのでヨーロッパよりも200年以上遅い1946年にベンジャミン・シーゲルがフラミンゴホテルを建設したことに始まり、エンターテイメントショーや宿泊施設での収益をあてにすることなくカジノで収益を確保する上げる現在の主流が確立されました。

この産業は、国や企業に大きな収益をもたらす観光資源と考える120カ国で合法化されており、韓国や中国でも合法化されています。

特に中国は、カードゲームのためのテーブル約1,000台だけでなくスロットマシンが約3,000台を設置している世界最大の「ザ・ヴェネチアン・マカオ」や世界第2位の規模を誇る「シティ・オブ・ドリームズ・リゾートに加え、テーブル数世界最大の「サンズ・マカオ・ホテル」や客室数5,000室を超える「MGMグランド・マカオ」などが2000年代に創業しており、本番ラスベガスの7倍程度に相当する4兆円前後の売り上げている国です。

 

3.安倍政権がIR法案を成立させた理由

日本は、2019年度の一般会計税収が約62兆5,000億円とバブル経済期の1990年度決算ベースの60兆1,000億円を増収傾向にありますが、国債残高や世界情勢を考慮すると一般会計税収の約6.5%に相当する4兆円は魅力的であることから安倍政権は増収を目指してIR法案を成立させました。

アメリカでは、180万件の雇用を創出するとともに約29兆円の経済効果を及ぼしたとされ、日本においてもパチンコを大きく経済効果をもたらすとされています。

その一方で、独特な外観のマリーナ・ベイサンズに代表されるシンガポールIR産業の成長に陰りが見られ、2000年代初頭に急成長したIR産業に今更期待する安倍政権の方向性を危ぶむ有識者も多いのが現実です。